朝から井の頭公園で撮影の手伝い。日が照っている時間帯に外に出たのが久しぶりでもう暑くて暑くて。
脳内麻薬が大量発生している子供達が「こんにちは〜さよ〜なら〜」と連呼する。
熱中症になり滑り台の淵に首を引っかけぐったりする少女。気付かずにしゃべり続ける肥えた母親。
露出狂のスケボー少年たちに囲まれ威嚇される警備員。
むりやりひねり出したうんこみたいなソフトクリームを平然と渡してくるおばさん。
ブランコの乗り方を知らないで笑われる22歳の男。

周りのみなさんに笑われながら、ふと幼い頃を思い返してみた。友人が勢いよくブランコをこいでいる記憶はたくさんあるのだけれど、自分がこいでいる記憶はどの引き出しを開けてみてもでてこない。
もしかして乗れなかったのかも。
どこかに厳重に鍵のかけられている開けてはいけない引き出しがあるのかもしれない。
逆上がりと二重飛びとクロールができなかったのはしっかりと覚えているんだけどなー。